口耳の間は則ち四寸のみ、曷ぞ以て七尺の軀を美とするに足らんや コメントする / By KLM / 2023年3月26日 口耳の間は則ち四寸のみ、曷ぞ以て七尺の軀を美とするに足らんや 荀子 勧学 「小人の学は耳より入つて口に出づ、口耳の間僅に四寸のみ、竭ぞ以て七尺の軀を美とするに足らんや」 という一節から来ています。 このことわざは、小人物が知識を得たとしても、それを口で語るだけで、自分自身が成長することはないという意味が込められています。また、「口耳の間は則ち四寸のみ」という部分は、人間が情報を受け取る際に、その情報を正確に伝えることができる距離が限られていることを表しています。 耳から入ったものをそのまま口から出す、浅はかな口耳の学であってはどうして人の七尺の体を優れたものにすることができるでしょうか。 関連