造父は其の馬を窮せしめず 荀子 哀公篇
優れた御者である造父は、馬を極限状態まで酷使することがありませんでした。このことわざは、人であれ馬であれ二進も三進もゆかぬまで追いこむことが必ずしも良い結果につながらないことを示しています。
例文:
- 彼は造父は其の馬を窮せしめずという教えを守り、部下に適度な自由と責任を与えた。
- 彼女は造父は其の馬を窮せしめずという言葉を思い出し、息子に無理な勉強を強いないことにした。
- 造父は其の馬を窮せしめずというのは、人間も動物も、自分の能力を発揮するためには適切な環境が必要であるということだ。