木に縁りて魚を求む コメントする / By KLM / 2023年4月16日 木に縁りて魚を求む 孟子 「木に縁りて魚を求む」とは、方法が間違っているので目的が達成できないことを意味します。また、「見当違いで実現不可能な望みを持つこと」という意味もあります。そして、「物事の細部や一部分に気を取られて全体を見失う」という意味を表すこともあります。 この言葉は、中国の儒学者孟子が、武力で天下統一をしようとした王様に「まるで木に登って魚を捕えようとしているくらい不可能なことだ」と言ったことから生まれた言葉です。 似た言葉に「天を指して魚を射る」があります。 これも「方法や手段を誤っているため、目標を達成することができない」という意味の故事成語です。また、「かなえられない望みを抱くこと」という意味もあります。 関連