紫の朱を奪う、鄭声の雅楽が乱る

紫の朱を奪う、鄭声の雅楽が乱る 論語 陽貨

 

邪道なものが正しいものに取って代わること、地位を奪うことのたとえです。
古代中国で中間色の紫色の服が流行り、正色(青・赤・黄・白・黒)とされていた朱色の服よりも好まれるようになったことを孔子が憎み嘆いたという故事から来ています。

 

 

鄭声は、中国の春秋時代に鄭国の音楽が淫猥であったところから、野卑でみだらな俗曲とされています。雅楽を乱すとされています。 鄭声は娯楽的で人の耳をよろこばす鄭国や衛国の楽とされ、儒教の礼楽として雅声が尊重されました。人の耳をよろこばす鄭国や衛国の楽とされ、儒教の礼楽として雅声が尊重されました

 

 

 

今の時代とあまり変わりませんね。
やはり歴史を学ぶ事は今を知ることの助けとなるということを再確認しました。

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