天衣無縫
天衣無縫 霊怪録 郭翰 詩や文章などに技巧のあとが見えず自然であって、しかも完全無欠で美しいことを意味します。また、人柄が純真ですなおで、まったく嫌みがないさまを表すこともありま …
天衣無縫 霊怪録 郭翰 詩や文章などに技巧のあとが見えず自然であって、しかも完全無欠で美しいことを意味します。また、人柄が純真ですなおで、まったく嫌みがないさまを表すこともありま …
泥中の蓮 周敦頣 愛蓮説 汚れた環境の中でも、それに染まらず清く正しく生きるさまのたとえです。 蓮は汚い泥の中でも、清らかな花を咲かせることから、この言葉が生まれました。 同じよ …
杖に泣く 説苑 建本 「杖に泣く」は、「伯兪泣杖」とも呼ばれ、中国の漢の時代の人物である韓伯兪(カンハクユ)に由来する故事です。 韓伯兪は、大人になって母親に鞭で打たれたが、昔のように痛くなか …
揺木は危うきに生ぜず 「揺木は危うきに生ぜず」とは、「大木は地形の悪い危ない所には生じない。よい人は悪人を助けない。賢人は政治の乱れた国には仕えない」という意味の古言です。 似た言葉に「直は曲を輔けず」 国 …
木に縁りて魚を求む 孟子 「木に縁りて魚を求む」とは、方法が間違っているので目的が達成できないことを意味します。また、「見当違いで実現不可能な望みを持つこと」という意味もあります。そして、「物事の細部や一部 …
季布の一諾 史記 季布伝 「季布一諾」とは、「絶対に破られることのない固い約束や承諾のたとえ」です。また、「一度した約束や承諾は必ず守ることのたとえ」ともされます。 「季布」は、中国秦末漢初の時代、楚の項羽 …
衆怒犯し難し 左伝 襄公十 中国古代の鄭の国の政治家が自身に都合の良い政策を打ち出したことに対し、後に名宰相となる子産が諫めた言葉とされます。 「大勢の人々の怒りには立ち向かうことが難しい」 …
衆之を憎むも必ず察す 論語 衛霊公 「先生がおっしゃった。世の中の人がある人を憎んでいるからといって迎合して憎むのではなく、自らその人と接して観察して、その上で判断する。世の中の人がある人を好 …
礼にあらざれば視ることなかれ、礼にあらざれば聴くことなかれ、礼にあらざれば言うことなかれ、礼にあらざれば動くことなかれ 論語 顔淵 孔子が弟子の顔淵に仁徳の実践について教えた言葉です。 この言 …
礼にあらざれば視ることなかれ、礼にあらざれば聴くことなかれ、礼にあらざれば言うことなかれ、礼にあらざれば動くことなかれ もっと読む »
学びて思わざれば則ち罔し。思いて学ばざれば則ち殆うし。 論語 為政 知識を身につけることと、自分で考えることの両方の大切さを述べたことばです。 学びて思わざれば則ち罔しとは、教えを受けただけで …