水至りて清ければ則ち魚なし
水至りて清ければ則ち魚なし 孔子家語 入官 人間は、あまり明察な知能を持っていると人が寄り付かず、敬遠されることを表しています。 あまりにも水が清く澄んでいると、魚が棲みつかないことから。 同 …
水至りて清ければ則ち魚なし 孔子家語 入官 人間は、あまり明察な知能を持っていると人が寄り付かず、敬遠されることを表しています。 あまりにも水が清く澄んでいると、魚が棲みつかないことから。 同 …
兵強ければ則ち滅ぶ 淮南子 原道訓 「兵力が強大だと、おごりや油断が生じ、かえって敗戦の原因になる」という意味で使われています。 強大な力を持つことが必ずしも良い結果をもたらすとは限らないことを表しています …
疲馬は鞭箠を恐れず、罷民は刑法を畏れず 塩鉄論 疲れた馬はムチで打たれることを恐れなくなり、命令に従わなくなるように貧困に苦しんで疲れ切った者は、どんなに厳しい刑罰を科しても従わないということを表しています …
達人は大観す 賈誼 物事の道理に通達した人は、物の全体観察するので判断を誤らないという意味です。 これを上司が出来ていない人だと、話が通 …
高きに登るには必ず低きよりす 中庸 物事を進めるには順序があり、手近なところから順序を踏んで確実に始めるべきだということを示すことわざです。 梯子(はしご)に上がるには、一段一段と着実に上がる …
大声は里耳に入らず 荘子 高尚な音楽や議論(大声)は、世間一般の人々の耳(里耳)には受け入れられなかったり、理解されにくいものであるということです。 例えば、専門的な話題や難しい理論が一般の人 …
大樹の下には美草なし 説苑 葉がたくさん生い茂った大木の下は日陰になってしまうので、よい草が生育しないということから、あまりに偉大な人物の下では、人は意欲を失ってしまい、かえって有能な人が育た …
太山に登りて天下を小とす 孟子 広い見識や視野を持つと、凡俗の意見や事柄はとるに足りないものとなることのたとえです。 太山は、中国の山東省にある泰山のことで、高く大きい山のたとえです。高く大きな泰山に登っ …
大絃急なれば小絃絶ゆ 後漢書 琴や琵琶などの弦を張るのに、大弦を強くかければ小弦は切れてしまうという意味です。 国を治めるには寛容が大切で、過酷な政治を続けると民を疲れさせ国を滅 …
三たび肘を折りて良医と成る 左伝 「三度肘を折って良医となる」とは、人は多くの苦労を重ね経験を積んで、初めて円熟した人間になれるということです。医者は自分のひじを何度も折り、苦痛や治療を経験し …